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アルツハイマー病Search


脳の病気 アルツハイマー病

老年期になって脳が変形・萎縮するために、判断力・理解力・記憶力などの知的機能の低下や性格の変化が見られ、普通の社会生活や家庭生活が保てなくなる病気です。

βアミロイド蛋白という異常な蛋白質の原因や、過去に頭部外傷を受けたことや、家族歴などが、その要因としてあげられますが、実際のところ、はっきりとした原因は不明です。65歳未満で発症したものを、若年発症アルツハイマーといい、65歳以上で発症したものをアルツハイマー型老年痴呆と言いますが、症状はどちらも同じです。

<症状>
症状としては「初期」「中期」「末期」に分けられ、およそ5年〜10年かけて進行します。

-------- 初期 --------
・言葉や時間に対しての理解が困難になる
・古い記憶は聡明だが、最近の記憶がすっぽりと抜けてしまう
・うつ症状を起こすなど。

-------- 中期 --------
・段取りをつける思考ができなくなる(衣服の着る順序が分からなくなる、料理の手順が分からなくなる)
・同じ行動を何度も繰り返す
・方向感覚を失ってしまう
(外出して家の場所が分からなくなる、家の中でトイレの場所が分からなくなる)
・深夜の徘徊や、昼夜逆転をおこす
・物の名前やその使い方が分からなくなる等。

-------- 末期 --------
・人の識別が分からない
・失禁のため紙おむつを着用しなければならなくなる
・寝たきりになるなど。

寝たきりになってしまうと体力が低下しやがて肺炎などを患って亡くなるかたも多いようですが個人によってその他の症状や、病状の進み具合も異なるようです。いずれにせよ周りの方々の暖かい支えが、本人にとってもご家族にとっても必要となる病気です。

<予防・治療法>
予防としては以下の通りです。
(1)ビタミンEや葉酸〈ビタミンB群に分類され緑黄色野菜やレバーに多く含まれる栄養素〉を摂る。
(2)一日三食きちんと食べ偏食をしない。
(3)DHA〈マグロなどの青魚に含まれる栄養素〉を適量に毎日摂る。
(4)意欲を持ち、適度な運動や趣味を持つ。〈脳の刺激や活性につながる〉
(5)ストレスをためない。
(6)行動を思い出しながら、毎日の日記をつけるなどが挙げられます。

いずれも必ず発症を防げるというものではありませんが、これらを心がけている方とそうでない方の病気の発症率は大きく違う事が判明されています。

アルツハイマー病は現在のところ特効薬がなく、進行を遅らせる薬しかないとされていますが、この薬も初期・中期までしか効果の期待が出来ないと言われていますので、いずれにせよ早期発見・早期治療が大きなポイントとなってきます。

それと共に、やはりご家族の方の病気への理解が必要であり、日常生活の中では【患者の言動を否定したりして患者を興奮させないようにする】事や【今までの生活のリズムを出来るだけ崩さずに、患者自身が自分で出来る事は自分でさせる】事などの協力が、少しでも進行を遅らせる事に繋がるようです。