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ギランバレー症候群Search


脳の病気 ギランバレー症候群

脳からの情報を筋肉組織に伝える運動神経が損傷をうけて、筋肉が動かなくなる病気です。なぜ損傷してしまうのかはかされていませんが、通常は自己を守るためにある免疫力が何らかの原因により自己の神経組織を攻撃してしまうために発病してしまう病気だと言われています。

この病気にかかる大半の人は発病の1〜2週間前に風邪や下痢症状が見られます。そして突然手足が動かなくなり、そして次第に数日〜2週間かけて体の中心部に向かって筋力の低下が進行していきます。

なかには顔面麻痺や視力障害、しびれ、感覚神経の異常、最もひどい状態では呼吸筋も侵され自力呼吸が出来なくなったり、寝たきりになり話すことも食べることも出来なくなることがあります。こうした症状は大体、一ヶ月〜数ヶ月かけて徐々に回復していきます。

個人差のある病気ですので、一ヶ月で完治する人もいれば、一年経っても回復せず後遺症を残してしまう場合もあります。ただ一般的には6割の方は1年以内完治しているようです。根気強くリハビリを続けることが大切ですが、一度完治すれば再発の心配はほとんど無いようです。

<治療法>
血漿交換療法
病因物質を含む自己抗体を除去するという方法です。分かりやすく言うと、機械を使い自分の体内の血液を血球(赤血球と白血球)と病因物質(自身の神経組織を攻撃しこの病気の原因になっている自己抗体)を含んでいる血漿とに分け、その血漿(けっしょう)の方のみを取り除きます。

そうして無菌・無ウィルスの代用血漿を自己の血球とともに体内に戻すという方法です。この治療を症状のピーク時に1日おきに数回繰り返す事で、症状を緩和し回復も早まります。

※血漿(けっしょう)・・・血液を試験管などに採ったときに抗凝固剤を入れそのまま時間が経つと血液の赤い血球成分は底に、透明な血漿成分は上に、と2層に分かれるが、その上にたまる透明な液体のことを言います。

免疫グロブリン療法
他の人の血液からとった抗体を点滴で5日間受けます。詳しいメカニズムは不明ですが、進行を抑え回復を早める効果があります。
※免疫ブログリン・・・外から侵入した病原体を攻撃する血清蛋白の1つです。血液などの体液中に存在し、5つに分類されその役割も様々ですが重要な免疫機能の一種。

副腎皮質ホルモン投与
ステロイドのことです。(プレドニンなどが代表的。)抗炎症作用や、抗アレルギー作用として、免疫の働きを弱めます。(アレルギーは免疫の過剰反応による起こるものですので、免疫を弱めることで症状が和らぎます。)