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健康食品 核酸

皮膚、血液、髪などを形成している主成分はタンパク質ですが、このタンパク質の生合成や遺伝子の情報に作用しているのが核酸です。核酸は酸性の物質で、細胞壁に囲まれた細胞質の中心に存在します。

生物は60兆という細胞をもっており、新陳代謝を行いながらエネルギーを消費し、生と死を繰り返して約200日で全身の細胞が生まれ変わるといわれています。このエネルギー源となっているのが核酸で、生物の誕生から死に至るまでの生命活動に関わっている有機化合物です。

核酸は1869年スイスの生化学者ミーシャーによって発見されましたが、この時は細胞の成分はタンパク質だと思われていました。1889年にこれが酸性の物質であることがわかり細胞の中心の核をヌクレウスと呼ぶことから、ヌクレインと名づけられました。

これがDNAだったのですが、遺伝子と関係があるとは誰も思っていませんでいた。DNAとわかったのは1871年で、1952年ようやくDNAと遺伝子の関係が結びつくと、1953年J.ワトソン(米)とF.クリック(英)が二重らせん構造について発表し、その分子構造が明らかになりました。

核酸にはDNAとRNAの2種類があります。糖がデオキシリボースからなるものがDNA(デオキシリボ核酸)で、生命活動に必要なタンパク質などをつくるための設計図を構成しているものです。

糖がリボースからなるものがRNA(リボ核酸)で、RNAはDNAが設計した通りにDNA上の塩基配列を遺伝情報として転写し、その情報に基づいてアミノ酸を並べて、タンパク質を作ります。そのタンパク質などを使って合成し細胞分裂を行っています。

核酸の合成は肝臓でアミノ酸から合成するデノボ合成と食物から摂った核酸を再合成するサルベージ合成があります。人間も1個の受精卵から約60兆まで体内で細胞の増殖をしますが、20歳位になるとデノボ合成の機能が低下するので、核酸量は減少してしまいます。

それに加えて現代社会や環境の中の発ガン性物質、放射線物質などによりDNAは日々傷つけられています。遺伝子の損傷は不完全な細胞を作ったり、間違ったタンパク質を作る原因になります。そうすると細胞分裂が乱れ、損傷が小さければ修復できるのですが、加齢と共に修復能力も低下し、病気を引き起こしてしまいます。

細胞が壊れるということは肉体が壊れる。つまり老化にもつながります。核酸には傷ついたDNAの修復をし,細胞を再生させる働きがあるので、体内で生成能力が低下した分、食物からのサルベージ合成による核酸補給が必要となるのです。

<効能・効果>
核酸の必要量は一日2gが目安とされていますが、普段食べているものには微量しか含まれていません。更にデノボ合成の能力が低下すると、その分の核酸を補わないと病気や老化の原因となります。そこで必要なのは食物中の核酸を再合成することです。

サルベージ合成を行うことによって、肝臓で生産する量が減るので、肝臓への負担が軽くなり、肝機能の低下を改善します。また、低分子食品は腸で消化されてしまうので、消化されにくい高分子食品が再合成の原料となります。

高分子食品としてよく知られるのは鮭の白子や酵母です。核酸を摂取することで体内の新陳代謝や修復能力を高め、予防から改善まであらゆる効果が得られます。抗がん作用もそのひとつですが、がん細胞はデノボ合成で作られた核酸しか栄養にしません。

サルベージ合成の核酸は利用しないため成長することができないので、デノボ合成の生成量が減るということは、つまり、がん細胞の栄養分が減り、がん細胞の増殖を抑えるのです。また、私達の身体を脅かすのが活性酸素です。

もともと、すべての細胞は活性酸素を防ぐ抗酸化酵素のSOD(スーハ°ーオキシトテ゛ィス゛タムターセ゛)を持っています。しかし、それだけでは完全に防ぐことが出来ないので、食品中から抗酸化物質を得て補っているのです。

ビタミンB・Eなどがよく知られていますが核酸の成分の方がより高い抗酸化作用を持っています。また、核酸の成分であるアデニンと糖のリボースが結合したアデノシンには抹消血管拡張作用があるので、血流量が増加し、冷え性、動脈硬化、心筋梗塞、脳血栓、心不全、胃腸病を防ぎます。

こういった抗酸化作用や抹消血管拡張作用は痴呆症にも効果的です。血流をよくして、新陳代謝を活発に行うことで、皮膚にハリを与えてにきびやしみをなくしたり、髪にツヤを与えて脱毛や白髪を防ぎます。細胞を修復し、活性させ身体全体の老化防止にもなります。